インプラントについて知りたい!



歯を失った方で、インプラントを治療の候補として考えておられる場合、まずインプラントとはどのような治療法なのか、歯科医院に尋ねたり、ご自身で調べてみたりなさると思います。
以下はインプラントについて色々知りたい方への内容となります。


インプラントって何?どんな風に調べたらいいの?




歯科インプラントは30~40年前から研究が重ねられ、臨床医学的にも歯科インプラント治療は最新の治療法として、十分満足できる医療だと言われています。日本国内でも、この10年間に100万人以上の人達がインプラントを体験しています。

インプラントは保険がきかない高額な治療ですので、実際にインプラント治療を受ける前に患者さん自身で知識を持つことも大切です。
ご自分の歯の状態を知り、インプラント治療についてどんな治療なのか、患者さん用にわかり易く書かれた小冊子をお読みになることもインプラントを理解する上で良いことだと思います。

インプラント治療については、インターネットでも検索できます。「インプラント」という言葉で検索すると、全国の様々な医院のサイトや、団体が運営している情報サイト、また学会やメーカーのサイトが出てくると思います。
それらを一つ一つ読んで行かれることでかなりの知識が身に付きますし、簡単な説明ならばかかりつけの医院やインプラント治療を専門にしている医院にお尋ねになられてもわかりやすい資料をくれたり、簡潔に説明してくれることでしょう。

無料でインプラント説明会を行っている歯科医院もありますし、メールや電話でのインプラントの無料相談も多くの歯医者で行われています。
当院では、インプラント市民公開講座を開催しています。ご希望の方は、インプラント専門医による個別相談もお受けします。


インプラントは今日では一般的な治療といえます




入れ歯になった途端に日常生活の中から笑顔が奪われてしまう方がおられます。人の前で大きく口を開けて笑えないとか、口臭が気になるとか、食べものがよく噛めないとか、入れ歯特有の様々なお悩みをお持ちです。

人は永久歯を失うと、二度と永久歯が生え変わってきませんが、第二の永久歯といわれるインプラントをご存知でしょうか?
インプラントは、歯の失われた場所のアゴの骨の中にチタン製あるいはチタン合金製の支柱を埋め込み、それを土台としてその上に人工の歯をかぶせる治療方法です。

食事をする時の感じや見た目も、天然の歯と変わりません。非常に噛む力が強いため、ほぼ何でも噛むことができるようになります。インプラントの歴史は、今から約50年前にスウェーデンにおいてブローネマルク教授が、金属の一つであるチタンと骨が結合することを発見したことから始まります。すでに歴史も長く、世界中で頻繁に行われている治療です。

ひょっとしたら、ご親戚やご友人の中にインプラント治療を既に体験しておられる方がおられるかもしれません。その場合、後になってインプラントをしていたことを知り、「いつの間に手術したの?」「その後問題はない?」と訊くパターンが多いです。(この場合は1本だけの手術のケースが殆どです。)そしてインプラント治療をされたご本人はケロッとした表情で「全然問題ないよ」と答えるのです。

そのくらいインプラントは最近では一般的な治療になり、手術を受けたご本人も安心して治療を受けておられ、術後も快適というケースが殆どです。


インプラントは歯を失った時の新しい選択肢




最近では一般の方もインプラント治療をご存知の方が多いです。事故などで歯を失った場合、今まで一般的におこなわれているのは入れ歯やブリッジと呼ばれる方法でした。そこにインプラントという新しい選択肢が増えた訳です。

インプラントでは人工の歯根を再現します。歯根を失ったままの入れ歯やブリッジとはまったく違う治療法ということになります。
顎の骨に埋め込まれたインプラントは、平均6~12週間で骨にしっかり結合します。しっかり結合することにより、人工の歯でありながら天然歯の様な使い心地を再現することが出来ます。入れ歯やブリッジでは満足することができなかった食べる 話すという機能も完全に回復できると共に、見た目の審美性も充分満足できるものとなります。

インプラントは入れ歯やブリッジのデメリットを殆どカバーしている優れた治療法ですが、インプラントには手術が伴うというデメリットがあります。また、保険がききませんので治療費は保険治療と比べるとかなり高額になります。選ぶのは患者さんご自身ですが、将来のことも考えて信頼できる歯科医師と相談の上ご自分にあった治療を選択する事が大切です。

インプラントは、先進諸国ではすでに市民権を得て多くの人々がこの素晴らしい技術を享受しています。当院は神戸の地からこの最高の医療を提供いたします。