生まれつき歯が不足している歯の先天性欠如

kobeimp_121226

歯の先天性欠如は形成異常の1つです。生まれつき歯の数が足りないため、生えてくるはずの歯が生えてこないということで、乳歯にも永久歯にも見られます。

5歳までの子供を対象とした先天性欠如歯の調査

☆乳歯先天性欠如が2.38%

☆永久歯の場合はさらに多く、30~40% 結果がでたそうです。

永久歯先天性欠如は、親知らずの欠如が20~25%

残りは犬歯の前隣の歯や犬歯から奥に2番目の歯。

乳歯は上下とも前歯の4本、特に乳側切歯と呼ばれる2本に多く、また、上下の歯では、下あごの歯に起こりやすい。乳歯先天性欠如の場合、2分の1以上の確率で永久歯は生えてこないようです。原因はよく分かっていません。進化の過程でみられる退化現象なのか、遺伝子的な要因、その他内分泌系の疾患が関与しているようです。

当院では、患者様に説明し、納得頂いてからでないと治療は行わないので安心です。不安なことや疑問に感じることは何でもご相談ください。