インプラントが成功するとはどういうことかというと、骨とインプラントが無事に結合する（オッセオインテグレーション）と成功と言えます。結合するにはインプラントを埋め込んでから3〜4ヶ月かかります。

当院の10年後のインプラント成功率は96％です(追跡可能症例）。(2012年1月〜12月の間にインプラント手術を行った2,173本の内、2023年1月時点で調査した結果2,087本のインプラントが残存)

検査やカウンセリングを元に最善の方法でインプラント手術を行いますが、インプラントと骨が結合しない場合もあります。

原因としては骨密度の問題、糖尿病、歯周病菌による感染、喫煙などが考えられます。

インプラントが骨と結合しなかった場合にはインプラントの長さや大きさなどを検討し、再手術を行います。再手術の成功率はさらに高くなります。

隣同士に３本インプラントを埋め込んだ場合、まれにですがなぜか１本だけ骨とくっつかないで、残り２本はくっついてるということがあります。

３本を同じように埋め込んでもそういうことがまれにあります。

この理由についてははっきりわかりませんが、こういう場合は特に再手術がうまくいきます。あまりご心配のないケースです。